kozmoの純と炎王と命削りの長所、短所
ついに来日しましたkozmo。10ヶ月前から使っていた僕にとってはようやくという感じです。早速入賞している構築もあるみたいですね。
今回は純、炎王、命削りの違いとそれぞれの利点などを僕なりの視点で話そうと思います。
まずは純から。固定で採用するカードには特にこれといった特徴はありません。
魅力は固定枠が少なく、ある程度フリーな構築にできるということですね。逆に言えば自由枠で個性が出る、と言った感じでしょうか。例えばベイゴマックスや黄金櫃などを採用してる人をちらほら見かけますね。手札誘発を積みやすい、初心者にも扱いやすいのも魅力です。
欠点はというと、通告などのモンスター無効系をもろに踏んでしまうところです。
デッキの動きのイメージとしてはこんな感じです。
お次は炎王。炎王の孤島の破壊&サーチ効果、孤島が墓地に送られるか除外された場合に自分場を全滅させる効果を使って展開するのが特徴。炎王は手札が揃ったときの爆発力、制圧力がかなりあります。
しかし、炎王を使うにあたって勘違いしてほしくないことがあるのです。
あくまで孤島は罠や置物を踏み越えるための手数を稼ぐギミックに過ぎず、先行インフィニティなどの制圧は二の次であるということです。
つまりは純だと緊テレを使わない限りは一度しか行動できないところを孤島が2回に増やしてくれる、というわけです。もちろん先行展開も手札がよければやってもいいよねって話ですね。
当たり前ですが欠点もあります。誘発をもらいやすい、炎王モンスターを素引きすると弱い、などなど。
デッキの動きのイメージはこんな感じです。
最後は命削り。命削りやフェルブランで堅実にアドを取っていく型です。モンスターが墓地に送られやすいのでリビデや幻泉が使いやすい、罠が多めにできるのが特徴。
リビデシミターやスリップで相手のカードを割りまくることができるのでリビデ幻泉が実質妨害札にもなり得ます。
欠点はフェルブランを引き込めなかったときのジリ貧具合ですね。
デッキイメージ(ry
と、ここで話しておきたいことがあります。
純の欠点はモンスター無効をもらいやすいこと、と言いました。通告やクリスタルウィングなどの無効が蔓延している今の環境、果たして1ターンで1回無効にされると動けなくなるデッキが高速環境の中で生き残れるのでしょうか?
そして、炎王のときにも一つお話しました。
あくまで孤島は手数を稼ぐためのギミックということを。
そして命削りのときは触れませんでしたが、お気づきの方もいるのではないでしょうか。
リビデや幻泉などの蘇生札を増やすことによって、手数を稼ぐことができるのでは?と。
つまり、通告などのモンスター無効に屈せずに動くことのできる炎王や命削りが純よりこの環境は優位に立てるのではないか、ということです。
このことを踏まえると、海外では純構築より炎王や命削りが流行っているのは妥当ではないでしょうか。メインギミックからこの問題を解決できるのはなかなかだと思います。
純も純で強みがあるので決して弱いとは言いません。むしろ日本では今のところ入賞は純が多いです。自分で模索してみて、このブログの記事のことを心に留めつつ自分なりの構築を見つけていただければ幸いです。
それでは今回はこの辺で〜