それは僕たちの遊戯

遊戯王のことを気ままに書くブログです。TwitterID@Reb_Million

骸ネクロ雑感(シャドバ)

えー、お久しぶりです。かなりの間更新してませんでしたね。実に8ヶ月!!

その間、僕は何をしてたかと言うと、以前記事にしたゲートボールや、FGOなどのソシャゲに打ち込んでいました。

そのやっているソシャゲの一部に、シャドウバース(以下シャドバ)っていうスマホでやるカードゲームがあってですね。それ自体は2016年6月のリリース当初からちょくちょくやっていたのですが、たまにハマってしまう時期が不定期に来るんですね。

シャドバにはプレイヤーのランクが存在していて、最上位がMasterランク、そしてその更に上の、3ヶ月でMasterにリセットされるGrand Master(以下グラマス)ランクが存在しています。

今年の4月にはMasterランクに到達していたんですけど、グラマス実装が7月で、7〜9月の期間、ワンダーランドドリームス期はモチベがなくてその期間のグラマスは取れなかったのですが、今期はモチベがあったものですから、星神の伝説でグラマスを取ってみようと思い立ち、先日晴れて昇格しました。

 

f:id:Millionhero:20171024021425p:image

 

さて前置きが長くなりましたが、今回は遊戯王についてではなく、シャドバのことについて話そうと思います!

 

はじめに

 

星神の伝説(以下SFL)期では、個性豊かなカードが多数収録されています。

その中でも、覚醒状態だと攻撃されず、3コス以下のドラゴンフォロワーを場に出すと相手フォロワーに2点、顔面に1点を飛ばす3/1/5という恵まれたスタッツと強力なカードパワーを持つ《原初の竜使い》を主軸とした【原初ドラゴン】。

 

f:id:Millionhero:20171024025850p:image

 

それと新弾にて今までいなかった1コス指揮官の《ペルセウス》や、疾走持ち3/2/2指揮官の《プリンセス・ジュリエット》2体を確定召喚できるスペル《円卓会議》を手に入れ、顔面をひたすら殴ることに特化できるようになった【アグロロイヤル】。

 

f:id:Millionhero:20171024025944p:image

 

f:id:Millionhero:20171024030030p:image

 

f:id:Millionhero:20171024025949p:image

 

この2つのデッキは俗に言うTier1と呼ばれる環境トップメタとなりました。

 

この2デッキ以外にも、《原初》などをメタるためにTier2以下の様々なデッキが活躍する環境となっています。

 

そんな環境の中、僕がランクマッチに持ち込んだデッキはというと……。

 

f:id:Millionhero:20171025144003p:image

 

この《骸の王》を主軸としたネクロマンサーデッキ、通称【骸ネクロ】です。

 

概要

 

このデッキの概要を解説すると、《天界への階段》などの1、2コストカードを序盤に展開していき、3、4ターン目に《骸の王》を出し、そのまま押し切ればそれで良し、押し切れなければ墓場を20貯めて《デスタイラント》をフィニッシャーにする、というデッキです。

 

 f:id:Millionhero:20171025145024p:image

 

f:id:Millionhero:20171025145438p:image

 

《骸の王》 を最速で出すにはこのデッキならば3ターンかかります。この間にできれば《天界への階段》を置きたいところですね。

 

f:id:Millionhero:20171025150135p:image

 

これを置いた状態で《骸の王》を出すと、ラストワードが発動して次のターン、フォロワーを3枚サーチできます。

 

天界への階段が置けない場合は《氷づけの巨象》を置いて4ターン目以降に《骸の王》を出すのも手です。《インペリアルマンモス》が同時に出るので相手は8/8と6/7を処理しなくてはならなくなります。

 

f:id:Millionhero:20171025170748p:image

 

しかしリソースがなくなることが懸念されるのであくまで《天界への階段》が置けなかったときの別の選択肢、程度に留めておきましょう。

もちろん《天界への階段》と一緒に置いて《骸の王》を出せば盤面優位になりリソース確保もできるのでそちらもできるなら狙っていきましょう。

 

3ターン目に《骸の王》が決まればそのまま押し切って勝てる試合もありますが、だいたいの場合《大鎌の竜騎》や《トランプナイト召集》による必殺持ちフォロワーに進化権を使われて処理されることがほとんどです。

 

f:id:Millionhero:20171025173338p:image

 

そうなった場合、もう一度《骸の王》を決めても相手はPPが増えているので処理されやすくなっており《骸の王》で攻め切るのは難しいです。そこで登場するのが先ほど紹介した《デスタイラント》です。

 

 《デスタイラント》はネクロマンス20で+10/10するという派手かつロマンを感じさせるフォロワーですが、このデッキであればネクロマンス20を達成するのはそう難しくありません。

《骸の王》、《デーモンイーター》や《ソウルコンバージョン》などでフォロワーを積極的に破壊していくことなどにより自然と7、8ターン目あたりには20貯まっていることが多いです。《デスタイラント》を使うタイミングを見極め、一気に決めましょう。

 

《骸の王》が初手で来ない!ということも多々あります。そんなときは、豊富なドローソースで引き込んでいきましょう。

このデッキには《アンドレアルフス》、《デーモンイーター》、《ソウルコンバージョン》の3種類のドローソースがあります。

 

 f:id:Millionhero:20171025173427p:image

 

f:id:Millionhero:20171025173435p:image

 

f:id:Millionhero:20171025173507p:image

 

アンドレアルフス》は進化時、手札のフォロワーを全てラストワード1枚ドロー持ちにさせる能力があるので積極的に進化させにいきましょう。

 《デーモンイーター》や《ソウルコンバージョン》はラストワード持ちを能動的に起動させることができるので便利なカードです。《骸の王》や《デスタイラント》を引き込めればこちらのものです。

 

ネクロマンスした《デスタイラント》をフィニッシャーにするには、最低でも相手の体力が13点以下、進化権込みでも15点以下が必要です。つまり、《デスタイラント》で決めるまでに相手の顔面に7点ないし5点叩き込んでおく必要があるということです。そこを意識したプレイングを心がけましょう。

 

あとマリガンについてなんですが、だいたいの場合は《天界への階段》と《骸の王》をキープしておけばいいです。その2枚がマリガン前に揃っていることはそうそうないのでだいたいマリガンで迷うことはないです。

 

採用カード紹介

 

《ゴブリン》、《スカルビースト》

1/1/2の扱いやすいフォロワー。1コスは最速骸に必要不可欠なので多めに入れてあります。

 

《死月の使徒》

『守護を無視して攻撃』をフォロワーに付与します。能力が活きるときはだいたい《骸の王》か《デスタイラント》に付与したときです。守護をいちいち処理しなくてもいいのと、1コスなのでPP消費を少なくして突破でき、かつ《骸の王》への布石になってくれるええやつです。

 

 《幽霊屋敷》

フォロワーが自分ターンに破壊されると《ゴースト》を1体出します。フォロワーを破壊しても場のカードの数が変わらなくなり、自身も1コスなので《骸の王》を出すのに一役買ってくれる上、単純に1点与えるダメージが増えるので、フォロワーの処理にも《デスタイラント》の射程圏内に入ることにも役立ってくれる影のパワカです。3積みしてもいいと思います。

 

《よろめく不死者》

除去に乏しいこのデッキには必要不可欠です。ランダム性こそあるもののなんでも破壊できるのでかなり便利です。

 

《破魂の少女》

進化後フォロワーを処理できるフォロワー。こちらは制限がありますが確定除去なのでこれも便利です。このデッキの2/2はこれしかいないので体力4のフォロワーを取るのにも重要なカードです。たましいってせんどがだいじぃ!

 

《スパルトイソルジャー》

3/1/4守護でラスワ墓場+2します。ロイヤルの攻撃を止めるのにも墓場を貯めるのにも必殺持ちフォロワーの攻撃をケアするのにも便利なフォロワーです。

 

《ボーンキマイラ》

ラスワで《スケルトン》2体を出します。3ターン目に《骸の王》が出せなかったときにこいつを出すと高確率でフォロワーが何かしら残るので次のターンの布石にできます。

 

《怨嗟の声》

《ゴースト》2体を出し、エンハンス8で必殺を付与させます。序盤には《骸の王》を出す補助となり、終盤には相手フォロワーの処理や《デスタイラント》では足りない打点を補う役目を担っている結構重要なカードです。

 

不採用カード

 

《スカルウィドウ》

序盤にパーツを引き込めないときのドロソとして考えましたが、《アンドレアルフス》のほぼ下位互換であることや、中盤以降手札が溢れることもあるので不採用になりました。

 

《スケルトンファイター》

1コスで2/2にもなり得るフォロワーですが、《死月の使徒》と違い決め手とならない、《骸の王》の破壊のコストにした場合どちらも変わらない、むしろネクロマンスするので《デスタイラント》のネクロマンスで足りないことを懸念しての不採用となりました。

 

《ダークコンジュラー》

《ゴースト》を出せるのは魅力的ですが、進化後フォロワーがいなければならないのにそれを《骸の王》で破壊する状況が生まれる可能性があるのは避けたいので、展開の補助という点ではあまり採用したくないカードということで採用を見送りました。

 

《ゾンビパーティ》

ネクロのパワカのうちの1枚ですが、2コスでは最速骸には貢献できないので見送り。ロイヤルが増えてきたら採用ワンチャンあります。

 

《ペレヌス》

こちらもロイヤルが増えてきたら採用はアリですが、ランダムで1点与えたところであまり変わらないことが多いのでこれも不採用。

 

《闇の従者》

《デーモンイーター》《ソウルコンバージョン》で割れれば強いですが、《骸の王》で割るなら《氷づけの巨象》の方がパワーが高いので《巨象》を優先しました。

 

《ケリドウェン》

僕はこのカードをあまり評価してません。なぜかというと、最速骸への布石にならないこと、ライフを取るために使いたい進化権を使うこと、5ターン目という比較的処理されやすいPPでの出現ということ、消滅・変身を食らった場合には《骸の王》を出せないこと、《ケリドウェン》自体のスタッツが上がらないことなどが挙げられます。上振れカードにもかかわらずやってることのリターンはそこまでなので不採用にしました。

 

各デッキへの立ち回り

・対【原初ドラゴン】

《水竜神の巫女》《竜の闘気》などの3回復系が多く積まれているので、相手の体力12点を目標にしましょう。《大鎌の竜騎》も採用されているので《骸の王》が出ているときは《スパルトイソルジャー》が出ているとケアできます。

 

対【アグロロイヤル】

とにかくアド損でもいいので《骸の王》を最速で出すことを目標にしましょう。7、8ターン目まで墓場20の状態で持つこと、そもそも7、8ターン目を迎えられることが少ないが故に相性最悪なのでそれ以外の勝ち筋がありません。あとは《トランプナイト召集》を引かれてないことをお祈りしましょう。あまりにランクマッチで当たるようであれば《ゾンビパーティ》などを入れて寄せてみるのも手です。

 

対【ニュートラルエルフ】

こちらは《ビューティ&ビースト》が出てくるのが6ターン目以降かつ《骸の王》に進化権を使えば処理できるので比較的楽に戦えます。ただし処理を怠ると返しに《癒しの奏者・アンリエット》の能力で《ビューティ&ビースト》が18点飛ばしてくることがあるので十分気をつけましょう。

 

対【超越ウィッチ】

こちらもかなり楽に戦えます。《骸の王》の処理手段が《ウィンドブラスト》か《炎の握撃》くらいなので、スペルブーストが貯まってない序盤に8/8が出てくると相手は処理がかなりキツいはずです。しかしライフを取りきれてないと《デスタイラント》で決める前に《次元の超越》で負けることが多々あるので、早期決着を心がけましょう。

 

対【コントロールヴァンプ】

ターンこそ稼げるものの、《黒死の仮面》などで遅延してきて《昏き底より出でる者》から一気にライフを取ってくるので注意しましょう。序盤に復讐状態に入ると《黙示録》で進化前の《骸の王》が取られるので与えるダメージにも注意を。

 

対ミラー

最速骸で殺しに行くのは相手も同じなので殴り合いになること必至です。早めに墓場を貯めて《デスタイラント》での決着を考えたいです。

 

使った感想

《天界への階段》を一番上手く使えているデッキだと感じました。《骸の王》で割ると強くて引き込めてなかったらサーチしに行けるというのはかなりデッキと噛み合っています。それと《骸の王》デッキというよりかは《デスタイラント》デッキかなという印象を受けるくらいには《デスタイラント》でのフィニッシュが多かったです。先攻後攻でいえば珍しく後攻の方が欲しい場合の多いデッキでした。序盤にキーパーツを引き込みたいデッキなので。あとはアグロ系デッキに滅法弱いと感じました。どちらかと言えばミッドレンジに近いアグロ寄りのデッキタイプなので、完全なアグロには対抗しにくかったです。対【アグロロイヤル】はその最たる例です。【原初ドラゴン】には五分以上取れるものの、疾走引かれてこちらの盤面を無視して殴ってくるのは非常に困ります。特に《ダークドラグーン・フォルテ》などはこのデッキだと処理しづらいので負けパターンは原初で盤面取られて負け、ということはほぼほぼなく疾走で殴られ負けということが多かったです。

 

終わりに

ここまで【骸ネクロ】について話しましたが、いかがだったでしょうか。試合の回転数が高い方なので、ランクマッチ向けのデッキになっていると思います。あともう少しBP、MPを盛りたいという方、オススメなのでぜひ使ってみてください!

シャドバについてまたたまに話すかと思うので、そこもよろしくお願い致します。

 

それでは今回はこの辺で〜